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home | 輸入盤 Soul /Funk /Pops /Disco /Rock,etc. > EP / LP | ヘンリー・ウルフ&ナンシー・ヘニングス ~ Henry Wolff & Nancy Hennings / チベタン・ベルズ ~ Tibetan Bells (LP)
商品詳細
Release: 1972(UK)
Label: Island Records(UK・HELP 3 STEREO、A面マトリクス HELP 3 A-1U)
Genre: Avant-garde, Minimal, Ambient
Jacket: オリジナル・スリーブに経年のスレ・ヨレ

画像クリックで試聴出来ます。CLICK TO PHOTO♪
Khumbu Ice-Fall(A1) — 盤の幕開け。クンブ氷河を題にした短い曲です。

ヘンリー・ウルフとナンシー・ヘニングスによる『Tibetan Bells(チベタン・ベルズ)』。1972年にUKのIsland Recordsから発売された初期盤で、品番はHELP 3、A面のマトリクスは「HELP 3 A-1U」、ステレオ。ジャケット裏には、制作のTony Plattへの謝辞が記されています。

全編が、チベットの鐘とベルを主体にした音で組み立てられています。ロックやジャズの文脈で語られることの多いIslandのカタログのなかで、この盤は「アヴァンギャルド」「ミニマル」に分類される異色の存在。のちに環境音楽やニューエイジと呼ばれる音楽の源流のひとつとして、愛好家の間で語られてきました。「チベットの鐘とシンギング・ボウルを使った最初の録音」と紹介されることもあります。作曲はウルフとヘニングス、制作はウルフとトニー・プラット、発行はIsland Music Ltd。

ヘンリー・ウルフとナンシー・ヘニングスは、アメリカの音楽家のデュオ。ヘニングスは、のちに『Tibetan Bells II』『Tibetan Bells III』など続編にも参加し、のちにウルフと、グレイトフル・デッドのドラマー、ミッキー・ハートの助けを借りて『Yamantaka』を制作しました。このシリーズは、1991年までの作品を集めた5枚組CD『The Complete Tibetan Bells 1972-1991』(2002年)にまとめられています。

この盤では、2曲にDrew Gladstoneが加わり、ジャケットの表記は「With Drew Gladstone」。使われた楽器は、チベットのベルやシンバル、シンギング・ボウル、ウィンドチャイム、ヤギの首鈴、ティンシャなど。どの音がどの楽器から出ているのか、聴いていてもわからなくなる瞬間が多く、出どころの知れない響きが、どこからともなく立ち上がってきます。ふたりの生年や経歴を詳しく伝える資料は乏しく、この一枚が、ほとんど唯一の手がかりです。制作に加わったトニー・プラットは、ボブ・マーリーやAC/DCの作品でも知られるエンジニアです。

収録はA面に6曲、B面に1曲。A面は短い曲が連なる構成で、「Khumbu Ice-Fall」「Rainbow Light」「White Light」「From the Roof of the World You Can See Forever」「Wrathful Deity」「Clear Light」。B面は「A Choir of Bells」の1曲のみで、鐘をこすり、鳴らし続ける音が、ほぼ途切れずに続きます。曲名には、ヒマラヤの氷河、虹の光、怒れる神と、チベット仏教やヒマラヤ登山を思わせる言葉が並びます。

付属品は、写真と解説の入った黒白印刷のインナースリーブ。

ジュリアン・コープ主宰のサイト「Head Heritage」は、この盤を「アクセスしやすく、同時に近寄りがたい」と評しています。チベットは標高の高さと地理から「世界の屋根」と呼ばれ、ヒマラヤ山脈に隔てられた土地。その遠さが、鐘の響きにそのまま宿っている、という趣旨の文章です。楽器の来歴についても、学者の間では、一部はチベット起源ではないとの見方もあるそうで、この盤が「本物のチベットの音」かどうかよりも、1970年代のアメリカの音楽家が、チベットの鐘にどう向き合ったかの記録として聴くのが、いちばん正直な接し方かもしれません。

■ 全曲案内
A1 Khumbu Ice-Fall — クンブ氷河。エベレスト登山の最初の難所として知られる氷河の名。
A2 Rainbow Light — 虹の光。
A3 White Light — 白い光。
A4 From the Roof of the World You Can See Forever — 世界の屋根からは永遠が見える。
A5 Wrathful Deity — 怒れる神。チベット仏教で、憤怒の相をとる尊格を指す言葉。
A6 Clear Light — 澄んだ光。
B1 A Choir of Bells — 鐘の合唱。B面全体を使った長尺。

オリジナルのスリーブには、経年のスレとヨレがあります。盤面には、細かなヘアラインと繊維くずが見えます(再生は未確認)。ご購入の前に、写真で、ご確認ください。

Tracklist:
Side A: Khumbu Ice-Fall / Rainbow Light / White Light / From the Roof of the World You Can See Forever / Wrathful Deity / Clear Light
Side B: A Choir of Bells

Credits:
Wolff/Hennings作曲。
Produced by Henry Wolff and Tony Platt。
SPECIAL THANKS TO TONY PLATT(ジャケ裏)。
Published by Island Music Ltd

経年の中古盤につき、盤面に細かな傷が見られ、再生時にノイズを伴うことがございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ヘンリー・ウルフ&ナンシー・ヘニングス ~ Henry Wolff & Nancy Hennings / チベタン・ベルズ ~ Tibetan Bells (LP)[SOLP-654]

販売価格: 3,300円(税込)
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