Release: 1979(録音: 1961年3月26日)
Label: Blue Note / King Record(GXK 8098、原盤BST 84080)ブルーノート名盤150選 グレイト・サックス奏者シリーズVol.5
Genre: Jazz / Hard Bop
Jacket: 概ね良好。SIDE-Bレーベルに若干の汚れあり。帯付き。
ハンク・モブレーが1961年3月26日に吹き込んだ、ハードバップ期の代表作です。ブルーノートの看板テナー奏者として数多くのリーダー作を残したモブレーの中でも、「ソウル・ステーション」と並び最も評価の高い一枚に数えられます。本盤は1979年にキング・レコードが発売した国内盤(GXK 8098、原盤BST 84080)で、「ブルーノート名盤150選 グレイト・サックス奏者シリーズ Vol.5」としてオリジナル・ジャケット、オリジナル・レーベルの意匠を完全復刻しています。
参加メンバーはハンク・モブレー(テナーサックス)、グラント・グリーン(ギター)、ウィントン・ケリー(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)という布陣です。当時デビューして間もない30歳のグラント・グリーンが参加していることも本盤の聴きどころで、ファンキーなムードに独特の彩りを添えています。タイトル曲「Work Out」はモブレー自作、2小節ごとのブレイクを挟む構成で幕を開け、モブレーは1コーラス目を抑えたトーンで吹き、2コーラス目でチャーリー・パーカーの影響を感じさせるフレーズを見せながら熱を帯びていきます。
「Uh Huh」もモブレーのオリジナルで、B♭・D♭・E♭を軸としたシンプルなメロディーが逆に印象に残る一曲です。B面の「Smokin'」はアップテンポのブルース・ナンバーで、モブレー、グリーン、ケリーが1コーラスずつソロを回し、テナーとドラムスの4小節交換を挟んでテーマに戻るスウィンギーな演奏です。スタンダード「The Best Things In Life Are Free」ではワン・ホーンならではのメロディー解釈が光ります。
フィリー・ジョー・ジョーンズのリズムに乗ったグルーヴ感と、モブレーの成熟したテナーが横溢する本盤は、ハードバップ期のブルーノートを代表する一枚として長く聴き継がれています。
■ 全曲案内
Work Out(A1)(Hank Mobley) — タイトル曲。モブレー・グリーン・ケリー・フィリーが交わすリラックスした演奏の中に、モブレーらしい円熟したテナーが息づいています。
Uh Huh(A2)(Hank Mobley) — シンプルな3音のモチーフを軸にした佳曲です。ケリーの快活なタッチも聴きどころです。
Smokin'(B1)(Hank Mobley) — アップテンポのブルース。モブレー・グリーン・ケリーのソロにテナーとドラムスの4小節交換を挟む、スウィンギーな一曲です。
The Best Things In Life Are Free(B2)(DeSylva-Brown-Henderson) — 1920年代のスタンダードです。モブレーのワン・ホーンならではの歌心が発揮されています。
Greasin' Easy(B3)(Hank Mobley) — アーシーな味わいのブルースです。グリーンのくつろいだギターが心地よい後味を残し、アルバムを締めくくります。
本盤はSIDE-Bレーベルに若干の汚れがあるものの、中古としては概ね良好な状態です。帯付き。
画像クリックで試聴出来ます。CLICK TO PHOTO♪
Work Out(A1)(Hank Mobley) — タイトル曲。モブレーの円熟したテナーが息づく一曲です。
中古盤につき、盤面の細かなスリキズ等により再生時にノイズが生じる場合がございます。予めご了承ください。