Jacket: 帯なし / 見開き歌詞カード付き
丸山圭子の魅力が多角的に展開される1978年作。佐藤準のアレンジによる都市的な音像と、丸山自身のSSWとしての筆致が、ニューミュージック期の日本の空気を瑞々しく切り取っています。「音楽遊び」「TABAKO SMOKIN'」といったポップな楽曲から、アルバムのクライマックスへと向かう流れが見事です。
そしてB5「月夜のHIGHWAY DRIVE」——仲井戸麗一(チャボ)が詞・曲を書いたこの一曲が、アルバムに異次元の深みをもたらしています。清志郎が歌い出しそうなチャボらしい骨格——体温のある詩とメロディ——に、アーバンで洗練されたアレンジが乗り、丸山圭子の声に着地します。RCサクセション的な体温と、シティポップ的な都市の夜気が交差するこの化学反応は、この盤でしか聴けません。グルーヴィーでメロウ、バラッドとしての完成度は本作の白眉であり、丸山圭子ディスコグラフィー全体を通じても特筆すべき一曲です。
椎名林檎がカバーしたことで再注目された丸山圭子ですが、その才能の深さはこうした異ジャンルとの邂逅にも如実に現れています。
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A1「音楽遊び」/ B5「月夜のHIGHWAY DRIVE」
Tracklist:
Side 1: 音楽遊び / TABAKO SMOKIN' / 背中あわせ / SWITCH-OFF / 海風物語
Side 2: HONEY BON BON / 季節のかわり / 恋あそび / 月夜のHIGHWAY DRIVE