Release: 1982(録音: 1981年1月)
Label: ECM Records(西ドイツ盤・ECM 1179 / 2301 179)
Genre: Jazz, Free Jazz, Free Improvisation, African
Jacket: 盤・ジャケット・紙スリーブとも経年の感は僅かで概ね美品
画像クリックで試聴出来ます。CLICK TO PHOTO♪
Darafo / Funeral Dance (Dar Kpee)(B)— 22分に及ぶB面全体で展開される、儀式的な高揚がそのまま音になったような演奏です。
スウェーデンの打楽器奏者ベンクト・ベルガーが率いる「Bitter Funeral Beer Band」による1982年のECM作品です。ガーナ北部、ロ・ビリフォール(Lo-Birifor)、シサラ(Sissala)、エウェ(Ewe)各民族に伝わる葬送音楽を素材に、ストックホルムを拠点とするミュージシャンたちが再構築したプロジェクトで、1981年1月、ストックホルムのDecibel Studiosで録音されました。プロデュースはECM主宰マンフレート・アイヒャー。
参加メンバーの中でも特筆すべきは、フリー・ジャズの異才ドン・チェリー(ポケット・トランペット)です。オーネット・コールマン・カルテット出身、後年は民族音楽への越境者として知られたチェリーの参加が、本作にジャズとワールド・ミュージックの境界を溶かすような独特の質感を与えています。ベルガー自身はガーナの木琴シロフォン(ko-gyil)を演奏し、作曲・プロデュースも兼任。ヴァイオリン、チェロ、サックス群、エレクトリック・ギター/ベースまでを含む変則編成が、伝統リズムの上に自由な即興を重ねていきます。
A面はタイトル曲「Bitter Funeral Beer」(9:18)を中心に、比較的コンパクトな楽曲が並びます。対してB面は「Darafo / Funeral Dance (Dar Kpee)」一曲で22分16秒。葬送の儀礼音楽らしい反復と高揚が持続し、アルバムの核心部と言える演奏です。
本作はジャズ、フリー・インプロヴィゼーション、アフリカン・ミュージックという複数の要素を横断する内容で、ECMカタログの中でも異色かつ重要な位置を占める一枚として高く評価されています。
盤・ジャケット・紙スリーブとも経年による使用感は僅かで、概ね美品の状態です。西ドイツ・オリジナル・プレス。
■ 全曲案内
Bitter Funeral Beer(A1)— タイトル曲。ガーナの葬送音楽のリズムを核に、管楽器群が自由に絡み合います。
Blekete(A2)— 短く力強いリズム・パターンが反復される一曲です。
Chetu(A3)— ヴァイオリンとサックス群の掛け合いが印象的です。
Tongsi(A4)— A面を締めくくる、密度の高いアンサンブル・ナンバーです。
Darafo / Funeral Dance (Dar Kpee)(B)— B面全体を使った22分の大作。葬送儀礼の反復と高揚がそのまま音楽になったような演奏です。
Tracklist:
Side A: Bitter Funeral Beer / Blekete / Chetu / Tongsi
Side B: Darafo / Funeral Dance (Dar Kpee)
中古品のため盤面に微細なスリキズがあり、再生時に若干のノイズが発生する場合がございます。ご了承のうえお求めください。