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商品詳細

佐野元春 ~ Motoharu Sano / Heart Beat (LP) [GLP-209]

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Release: 1981
Label: Epic Sony / エピックソニー (27-3H-30)
Genre: J-Rock / ニューウェーブ
Jacket: 帯付き。2ndアルバム。

デビュー作『Back To The Street』から約1年。セカンドアルバムである本作で、佐野元春はさらに深いところへ踏み込みました。

ブルース・スプリングスティーンの影響が色濃く刻まれた一枚です。ただしそれは単なる模倣ではありません。ビート文学——ケルアック、ギンズバーグ——とJ.D.サリンジャーが育てた感受性を、スプリングスティーンのストリート・ロックというスタイルに落とし込む。BEAT、ボブ・ディランの詩の世界を経由しながら、特定の場所や国籍を意図的に消した「どこでもあり得るストリート」の物語として立ち上げる。日本語で歌いながら、日本の匂いをかなり意図的に排除していた時期。その姿勢は後の『Cafe Bohemia』(1985年)で日本語への意識変容を見せるまで続きます。その試みが最も鮮明に刻まれているのがB3「君をさがしている(朝が来るまで)」とB5「HEART BEAT」の2曲です。

同時に「ガラスのジェネレーション」のようなポップなキラーチューンも持っている。次作『SOMEDAY』でセールス的にも一気にビッグアーティストの仲間入りをする直前の、ストリートの匂いをまとったままの若き佐野元春がここにいます。このアルバムにしかない緊張感と体温があります。

■ 全曲案内

A1. ガラスのジェネレーション(編曲:伊藤銀次)
「つまらない大人にはなりたくない」——この一行で時代を掴んだ、佐野元春最大のアンセムのひとつ。伊藤銀次の編曲が言葉のエッジをそのまま音にしています。

A2. NIGHT LIFE(編曲:伊藤銀次)
夜の街を歩く視線と体温がそのまま音になったような一曲。スプリングスティーン的なストリート感覚が初めてはっきりと姿を現す場面です。

A3. バルセロナの夜(編曲:大村雅朗)
大村雅朗の編曲による異国情緒を帯びたナンバー。夜と街と孤独というこのアルバムのテーマを、別の角度から照らしています。

A4. IT'S ALRIGHT(編曲:伊藤銀次)
疾走感のある一曲。どんな夜でも朝は来る、という佐野の楽観主義がストレートに出ています。

A5. 彼女(編曲:大村雅朗)
アルバムのFront Sideを締めくくるバラッド。大村雅朗の編曲が感情の細部を丁寧に支えています。

B1. 悲しきRADIO(編曲:伊藤銀次)
Back Sideの幕開け。ラジオという装置に向けた、孤独と連帯の両方を含む視線が印象的です。

B2. GOOD VIBRATION(編曲:大村雅朗)
ホーンセクションが加わり、このアルバムの中で最もソウルフルな質感を持つ一曲。大村雅朗の編曲の幅が見えます。

B3. 君をさがしている(朝が来るまで)(編曲:伊藤銀次)
スプリングスティーンの影響が最も直接的に刻まれた曲のひとつ。朝が来るまで街を歩き続けるという情景と、ビート詩的な言葉の密度が合わさって、このアルバムの核心に触れる一曲です。

B4. INTERLUDE(作曲・編曲:佐野元春)
佐野自身による短いインタールード。次曲へのブリッジとして、アルバム全体の流れの中で重要な役割を果たしています。

B5. HEART BEAT(小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)(編曲:伊藤銀次)
タイトル曲。サブタイトルがすべてを物語っています。サリンジャー的な感受性とスプリングスティーン的な叙情が交差する、このアルバムの最後にして最深部。伊藤銀次の編曲がその世界を静かに包み込みます。

画像クリックで試聴出来ます。CLICK TO PHOTO♪
A1「ガラスのジェネレーション」、B3「君をさがしている(朝が来るまで)」、B5「HEART BEAT」をあわせてどうぞ。

販売価格: 4,400円(税込)

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