Release: c.1960 / Riverside(R-5010)日本盤
Label: Riverside / 日本ビクター
Genre: Hard Bop
Jacket:帯付き。シミなどあります(写真にてご確認くださいませ)
1958年2月、ニューヨーク録音。ソニー・ロリンズ、オスカー・ペティフォード(b)、マックス・ローチ(ds)によるピアノレスのトリオです。
A面全体を使った19分30秒の「The Freedom Suite」は、ロリンズ自身の作曲・構成による3楽章構造の大作です。
「アメリカは黒人文化に深く根ざしている。それならば、なぜ黒人は二等市民として扱われるのか」——ロリンズはこの曲の意図をそのように語っています。
当時の公民権運動の高まりに向けた明確なメッセージを込めた作品で、Riverside側はレーベル名を入れることに難色を示したとされていますが、ロリンズは押し通しました。
B面はスタンダード4曲。ノエル・カワード作「Someday I'll Find You」、デニス・アダー作「Will You Still Be Mine?」、マーレディス・ウィルソン作「Till There Was You」、ウォーレン・デュービン作「Shadow Waltz」。
3人だけで、スタンダードをここまで豊かに鳴らせることが改めてわかる4曲です。
本盤はRiverside RLP-12-258の日本ビクター盤(R-5010)、モノラル。「Made and sold by Fontana Records」の記載があり、Fontana配給による流通ルートを経た盤です。
帯には「黒人ジャズ芸術の生んだ白眉の名作」のコピー。この帯の文言もまた、当時の日本のジャズ受容を記録した資料として興味深いと思います。
盤面に軽微な小傷およびチリチリ・ノイズがございますが、鑑賞上の支障はほとんどありません。製造から50年以上を経たヴィンテージ・レコードとしての特性としてご了承ください。
画像クリックで試聴出来ます。CLICK TO PHOTO♪
「The Freedom Suite」(A1)19分30秒、3楽章。ロリンズが全部持っていきます。
Tracklist:
Side A: The Freedom Suite (19:30)
Side B: Someday I'll Find You / Will You Still Be Mine? / Till There Was You / Shadow Waltz